地図に残る仕事・・・・?

スーパーゼネコン(注)のキャッチフレーズ「地図に残る仕事」
ただ聞き流していると、建設業のスケールの大きさをイメージする。
しかし、よくよく考えてみると、
マーケティングの表現で「プロダクトイン」の言葉に思える。

すなわち、自分たちが請け負って作った建設物が地図に残り
子どもたち、子子孫孫語り継がれる
作り手側だけのキャッチフレーズのように感じる

建設を請け負っただけであって、その建設物を企画し発注した側が地図に残している

請け負って建設工事を提供するゼネコンとしては、むしろ、こんなキャッチフレーズがいいな

「記憶に残る仕事」

形ではなく、建設のプロセスで地元対応、環境対応等で近隣、国民の記憶に残る仕事ぶりを示してほしい。


(注)スーパーゼネコンとは、スーパーマーケットの建設を請け負うゼネコンという意味と捉える人が多くであったが、正しくは日本国内では比較的大人数で資本規模の大きな5社をスーパーゼネコンと称する。