先週の土曜日の夜、倫理法人会千葉県支部京葉地区の新春講演会に参加した。オープニングは、美しい女性とハンサムな男性によるフルートとピアノの共演であった。懐かしい日本の歌、美空ひばりの歌、クラシックと様々な音楽で癒した後、桂小金治の講演が始まった。
昔、名司会者として活躍されただけあって、素晴らしい話し方で講演も行う自分としても大変勉強になった。しかし、それ以上に話の奥深さに聞きほれた。
「世の中がどんなに変わっても、人の心を変えてはいけない」
「親の意見と茄子の花は、千に一つの無駄がない」
「働くとは体を動かし、ハタの人を楽にすること」
「商売は笑売、笑顔のある店には人が集まる」
「3日坊主、努力の上に辛抱という棒が立ち、その棒に花が咲く」
「片手できりは揉めない」
「あるサリドマイド児、不便、不自由だが不幸ではない」
「迷ったら、いやだと思うことを選択する」
「辛い時、苦しい時に、辛い顔、苦しい顔は誰にでもできる。そんな時でもにっこり笑うことは人間としての力」
「人との出会い、分かれる時に、相手の心に棘を残さず、花を残せ」
「人に想われる人間よりも、人を想う人間になれ」