「けれど けれどでなんにもしない」
新しい仕事に挑戦しよう!でも、リスクが大きいのでどうしようか。
目標に向かって計画を立てて実行しよう!けれど、自分にそんな実力あるかな。
毎朝早起きしよう!けれど、朝は寒いからいやだな。
何かに挑戦しようとする時、誰だって不安はある。不安に負けると、「けれど」「でもね」「だってさ」という言葉が口に出る。その後は決まって出来ない理由、言い訳を理路整然と述べる。
「清水の舞台から飛び降りる」というのは相当の覚悟であろう。その覚悟を持ってすれば、何だって挑戦できると思う。
世の中に失敗の無い人生はありえないと思う。もっとも、挑戦しなければ失敗もしないだろうが、一生挑戦できないという失敗は最期に知ることだろう。
挑戦して失敗すれば、もう一度挑戦するだけのこと、また失敗したら、もう一度挑戦することだ。
松下政経塾の5誓の一つに「素志貫徹の事」という言葉がある。
「常に志を抱きつつ懸命に為すべきを為すならば、いかなる困難に出会うとも道は必ず開けてくる。成功の要因は、成功するまで続けるところにある。」