拙速はよくない

問題が生じた際、早く解決したい、一刻も早く自分だけは問題の外へ出たい

こんな想いは、拙速を生み出す

STAP細胞騒動にしても、検証が拙速で組織は悪くなく、ユニットリーダーだけが悪いとして、世間に公表したかったのかも知れない

河野談話にしても、証拠がないまま、証言だけで想像して早めに誤ってしまえば、自分はいい人になれると拙速に談話を出したのかも知れない

自分から進んで責任を取る態度は日本人の美学だろう

ところが、最近は進んで人を責めたり、あたかも謝罪しているようで、他人に謝罪させる風潮があるように思える。

答えありきで物事を進める恐ろしさを感じている