セミナー中の黙とう

今日、3月11日は東日本大震災を惹起した東北地方太平洋沖地震が発生し、想像を絶する大津波が発生した。
死者15,884人、行方不明者6,148人という数字が3月10日現在の数字として警察庁から発表されている。膨大な数の方々であるが、一人一人に家族、友人、知人がいて、一人一人に悲しみが存在する。
今日、地震発生時刻の午後2時46分は、セミナーの最中であったが、受講者の方々のご理解を頂き、黙とうの時間を設けることができた。
今、活かされている自分にできることは、黙とうをささげることしかできない。
しかし、今できることに全力で取り組むことで、犠牲になった方々への想いを届けたいという気持ちがある。

この大震災は、重要な示唆を日本人に与えた。それは、真の友人は誰かということである。中華民国と俗称されるが、台湾と言う中華人民共和国と特殊な国と国の関係のある国と国民の方々である。
歴史をねつ造し、ねつ造した歴史に自己陶酔し、世界にねつ造した歴史を言いふらす国もある一方、単なる経済的な思惑でお付き合いしている国は、真の友人であろうかと思った。
武士道にリスペクトし、日本人を真の友人と思ってくれる台湾の方々は、震災直後にすさまじい寄付を集め、被災地に勇気を与えて頂いた。

今日のセミナー中の黙とうでは、台湾の方々に対する心からの尊敬と感謝の気持ちもささげた。