小坂雄二「感謝!」

東京駅から帰宅しようと総武線に乗り込むと、昼間にしてもガラガラ過ぎて、ゆっくりと座っていた。
座ったついでに、鞄の中を整理した。
その時、反対側のホームにより早い出発の電車が来たため、乗り換えた。


船橋に到着し、東武野田線に乗り換える。同様に昼間なので、電車はガラガラでゆっくりと座り、スケジュールの確認をしようと手帳を出す・・・・・

手帳がない!


はっと気付く、総武線の最初に乗った電車で鞄を整理した。その際に、入れ忘れ、椅子の上か下に落とした。


帰宅後、早速JRに電話し捜索をして頂いた。JRでも一所懸命に探して頂いたが、結局見つからないままだった。ほぼ諦め、自分でスケジュール長を作成し、当面の仕事の依頼等に対応することとした。

一昨日、宇都宮で経理研修を朝10時から受け持った。昼休みの携帯電話を確認すると、メッセージが残されていた。


「こちらは船橋警察です。・・・・・」

何と諦めていた手帳が警察に届けられ、その連絡だった。


自分は手帳に名刺を10数枚入れている。それが功を奏したのか

今回のケースでは、拾ってくれた方に感謝を述べたい。拾った方にとっては何の価値もない手帳だが、自分にとっては、途方もない価値がある。

今日、警察に出頭し手帳をもらい受ける。どうやって拾い主に感謝の心を届けるかを相談しよう。

ありがとうございます!