過去に囚われない経営者

先日、出張先である経営者と夕飯を共にした。美味しいお酒を飲みつつ、美味しい料理を楽しみつつ、素晴らしい経営者の話に沢山の感動と気づきがあった。
その方は、都内のK大学出身で学生時代は永遠のライバルのW大との野球等の応援で頑張っていたそうだ。
卒業後、会社に勤め、その後独立開業し、何度かの挫折を経験し、何度かの廃業も経験し、今に至った。
その方の話に感動や気づきを沢山いただいた。

「K大学卒業、そんな小さなことにコンプレックスを持っていた時期は、何をやってもうまくいかなかった。しかし、大学を卒業した後、自分が何をやってきたか、どんな経験を積んできたか、今後何をしたいかが明確になってから、どこの大学を出たかではなく、今後何をしたいかが大切だと分かった」


「金儲けばかりを考えていた時期は、借金が増えるばかり。そんな時学んだ近江商人三方よしの精神を実践し、徐々に身についてきた頃、自然と収入が増えた」

「従業員を単なるコストと考えていた頃は、コストダウンができなかった。しかし、大切な夢を実現する仲間と考え始めてから、コストダウンを従業員が創意工夫して実現してくれた」

「自分に感謝しろと思っていた頃、感謝を見せて近付く腹黒い人間を見極めることが出来なかった。自分が周りに感謝の気持ちを持てた頃、お互いに感謝し合える真のお客様や仲間と出会えた」


・・・・・もっと一杯の素晴らしいお話を聞かせて頂いたが、これ以上は自分の中でも消化できていないので、そのうち、紹介したい。