想像力の欠如を感じる政治家

政治家は国会において、国民の代表として毅然とした対応が望まれる。一方、記者会見等では記者の目、カメラの先に国民が存在することを想像すべきであろう。

民主党小沢幹事長は記者会見で尊大な態度を取ることが、いかに有権者の不快感を誘っているかを想像したことがあるのだろうか?

政治家は確固とした自律と自信が必要である。あの尊大な態度には、自信と誇りを感じない。想像力のなさを感じるが、想像力とは「想像してみよう」と決断しなければ、そんな力は手に入らない。小沢幹事長には国民の声を想像しようという気持ちがないのだろう。


鳩山総理が普天間問題で全国民の理解を得ると発言しているが、どうやって理解を得るのだろう。少なくとも自分は理解していない。一人ひとりの国民の理解を得るなんて不可能ということは、子供だって想像できる。

自民党の若林氏、既に引退を決めているそうだ。経験豊富な議員でありながら、青木議員の採決ボタンを勝手に押した。青木議員の1議席の持つ重み、1票の重みを想像できていなかったのかと思う。豊富な経験と豊かな想像力とは無関係なのだろう。

今、民主党に対する嫌悪感が徐々に拡大いているように感じる。かと言って自民党に対する政権復帰の強い要望も感じられない。
今こそ、何が国家、国民にとって大切なことかを真剣に考え、行動する政党が必要だ。

そんな中、やはり自民党に期待したい。なぜかと言うと、民主党では暗黒政治しか想像できない。その他の政党では、政権運営能力が感じられない。自民党には多種多様な意見、考え方を有する議員が存在している。ぜひ、つかみ合うぐらいの議論を積み重ね、次期参議院選挙で日本再生に向けた情熱的な戦いを進めてほしい。


4月から高校無償化、子供手当等の税金を使った参議院選挙に向けた贈賄行為がまかり通っている。政権を取ることだけが目的だった民主党は、国民の税金を好きなように使い、後世に遺恨を残す。