経営戦略

経営戦略の基本かもしれないが、「市場や顧客ニーズに対応した製品、サービスを顧客が求める価格、タイミングで提供できる組織作り」があると思う。
しかし、企業が市場に新製品やサービスを投入するには、事前の研究開発や市場調査等に時間がかかる、そのため市場や顧客のニーズを予測しなければ、難しい。
さらに、予測が当たるとは限らない。
また、予測に基づき開発を進めて完成した時点で、ニーズ等が変化している可能性もある。

きっと、市場の変化の早さに対応した研究開発の早さが求められるのだろう。

では、どのように予測し、変化に対応するかを考えるが、これは試行錯誤しかないと思う。
試行錯誤の長い歴史の中で築かれる組織対応能力が企業の力かもしれない。

中小企業においても同様の努力が必要だと思うが、自社の経営資源を冷静に分析した対応が望ましい。

経営者はハイリスク、ローリターンの世界でもがき、苦しんでいるのだろう。

それを助けるのが、企業の総合的な支援が可能な中小企業診断士であり、この役目こそ、中小企業診断士のだいご味かもしれない。