伊那の資源

二日間に及ぶ伊那商工会議所主催の経営革新塾のフィナーレは、無事終了した。
受講者の方々の中には、既に実践を開始した方もおり、結果が早く出そうで楽しみだ。

伊那は伊那谷とも言われ、中央アルプス南アルプスの壮大な景観に恵まれ、天竜川の恵みによって形作られている。
昨夜は快晴で、経営革新塾終了後にホテルに戻り、ホテル近くを流れる天竜川のそばで星空を見上げた。澄み切った空気の中、半月とそして目が慣れてくると、無数の星、星だった。もっと標高が高いと星だらけだろう。
以前、太平洋をヨットで旅した方から、大海原もまれに波がまったくなく、鏡のような水面のことがあるそうだ。そんな夜、満天の星は空に輝くと同時に、鏡のような海面に映る。それは、自分一人が宇宙に漂っている不思議な感覚になるという。
伊那の資源は星空かなとも思った。

そして、ローメンも美味かった。これも立派な地域資源だ。

また、蜂の子、ザザムシ、これもいい。お土産で買った。

しかし、伊那の地域資源は人材ではないだろうか。小説になりそうな苦労をされた人との出会い、即座に行動する経営者との出会い、明るく前向きで素直な経営者との出会い、ゆったりとした時間の中で、確実に前進する人々が多い町だ。

12月にも1泊2日で今年最後の伊那出張だ。次回は、ローメン&ビール&もつ煮&餃子コースで楽しみたい!!