ISO14001のコンサルティング

小坂は中小企業診断士として、様々な経営支援や講演、執筆をさせて頂いていますが、実はISO14001の主任審査員でもあります。
そして、認証取得を希望される中小企業に1年弱で認証を取得させて頂く、コンサルティングもさせて頂いております。
昨年の初夏から同時に5社の製造業において、認証取得コンサルティングを進めさせて頂きました。
そのうち、2社は既に今年の6月に認証を取得され、1社は第一段階の審査を終えています。残りの2社も鋭意進められております。

通常、ISO14001では事業活動や製品が有する環境影響を少なくし、企業として環境問題に貢献することを基本としますが、小坂の支援方針は、この考え方と少し違うスタンスとしています。

環境問題は非常に重要です。しかし、環境だけに特化すると企業の本来の目標とは異なる目標設定をしがちにかります。

このため、小坂の支援では企業が最も増やしたいもの、減らしたいものをコンサルティングの初期段階で確認し、それらを目標に設定し、達成するための実施計画、必要な力量設定、教育訓練計画等を定めます。

例えば、某社では不良率を○%以下にしたい、経常利益率を○%以上にしたいという経営者の希望がありました。そこで、それらを環境目的・目標とするための環境側面の抽出等を行い、実施計画を作成しました。

不良率や経常利益率が環境とどう関係するか?

審査をされた方も不思議なようでしたが、現実的に認証が取得できています。

どのように組み立てかは、後日の楽しみにしていて下さい。

このようなシステムは、組織が本来行うべき経営の改善努力です。すなわち、本来行うべき改善努力を行えば、ISO14001の認証が取得できることとなり、取得のための特別のことを無理して実行する必要性がなくなります。

現在、これまでの常識的なコンサル手イングを打破し、企業にとって本来の目標を達成するISOとするための、「経営改善したら認証が取れました!」(仮称)の小冊子、または書籍の執筆準備中です。

このノウハウは、他では得られないノウハウです。

後日のご案内を楽しみにして待っていて下さい。