最短最速で資格を取る!

資格は国家資格、民間資格等を含めると、星の数ほどある。ある資格に照準を合わせ、取得したい場合は、とにかく最短最速で取ることが必要だ。
今日は、全ての資格試験に共通する基本を書きたい。


心を決める(決心すること)


自分が挑戦しようとする資格について、取るぞ!と決めること。
この決心は、家族、友人、知人に言いふらす。その際、いつまでに取るかを約束する。




敵を知る(情報収集)

資格試験に関する情報を集め、具体的な基本プランを立てる。基本プランは、その資格試験をクリアする条件を満足するために必要な知識を知り、過去問題等にとりあえず、挑戦することから始まる。
過去問題で正解を得るために必要な知識を確認し、その知識を得る方法を考える。
例えば、書籍を図書館や本屋で確認し、過去問題を6割以上正解できる知識が盛り込まれた書籍を揃える。
書籍だけで不足する場合は、資格受験を支援する教育機関を活用する。
教育機関は、どこでも大差はない。むしろ、通いやすさ、雰囲気等で選べばよい。
単なる評判だけで選ぶと後で後悔する。




詳細計画を立てる


書籍や教育機関のテキストを見ながら、再度過去問題に挑戦すると分かることだが、意外と必要な知識が書かれていないことに気づく、そこで新たなテキスト等を購入することとなるが、これはお勧めしない。
今の段階では、全貌が見えていない。したがって、書籍やテキストを見ながら解答できない。これは、当然である。
自転車の練習のように練習を積み重ねて、初めてある文章が、正解の知識であったと後で知ることも多い。
詳細計画は、書籍、テキストを何回読むかを決めて、その回数を読むための具体的な計画である。
自分の場合、11冊の基本テキストと11冊の薄い問題集だけで中小企業診断士を1回で合格したが、その方法は、11冊の基本テキストの総ページ数が、約2000ページあり、これを10回読むと決めた。
合計で約2万ページだ。これを受験までの約8か月間の日数である240日間で割ると、1日83ページになる。そこで、1日83ページ、1週間で約600ページ読むと決めた。
月曜日から日曜日までの間には、様々な障害が生じるが、最後の日曜日には、何があっても1週間のノルマを果たすようにした。
問題集も総問題数に回数を掛け算し、1日当たりの問題数を決めた。

後は、決めたことを決めた通りに実行することだ。

そして、模擬試験等も資格によっては効果的なので、計画に入れる。




勝ちクセを付ける


運が左右する勝負事では、小さな勝ちを経験して、勝ちクセを付けるとよい。
そこで、難関な資格に挑戦する場合、その資格に関連する資格で勝つクセを付ける。
自分の場合は、受験前の秋に簿記3級を受験し合格したことが、合格の感触を得るという意味と、診断士受験に必要な基礎知識を得ると言う二つの意味で価値があった。



今、私が挑戦した中小企業診断士受験に向けて頑張っている神奈川のO社のO社長に捧げたい。