サムライ業?

壬生義士伝を読み、映画で見た。

吉村貫一郎という侍の生き方に対して、コメントをするほどうぬぼれてはいないが、感動した。

中小企業診断士社会保険労務士技術士等の士が付く資格を有して業とする者を「サムライ業」と呼ぶ人もいる。
確かに、士は武士の士であるので、「サムライ」とも呼びたい気持ちも理解できる。


しかし!


壬生義士伝を読み、見ると、安易に「サムライ業」という言葉を使える覚悟があるのかを考えてしまう。


幕末の世に愛する者のために「おもさげねえす」と言いながら、生きるために人を斬った吉村先生を思うと、自分自身は安易に「サムライ業」と言えるほどの覚悟は持てない。



壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)

壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)

壬生義士伝 [DVD]

壬生義士伝 [DVD]