環境に配慮した生活
地球環境問題で温暖化が人類を滅ぼすと言われる。
科学的に二酸化炭素が温暖化に及ぼす影響は解明されていないかもしれないが、関係性が明確になった時点では、もう遅い。
この観点で京都議定書の6%削減目標を国、地方、企業、個々人が目指した行動を達成することが求められる。
環境問題を論ずると、うちの会社1社くらいで頑張っても、我が家が頑張っても・・・という環境に配慮しない言訳をよく聞く。
ある町内会で秋祭りがあった。その祭りでは、全家庭から日本酒を一升瓶で持参し、大きな樽に入れ込み、祭りの最後に盛大に鏡割りをすることと決まった。
そして、鏡割りの時、大きな歓声が沸き上がった。そして、皆で乾杯だ・・・・
しかし、乾杯の直後、皆から悲鳴に似た声が上がった。
「何だ!これは酒じゃない。水じゃないか〜!」
さて、何が起こったのだろう?
皆が酒を持ってくれば、我が家一軒くらい水でも分からないだろう。日本酒は高いから、まあいいか
この気持ちが今の社会を形作っている。
一人一人が子々孫々の繁栄を考える時期なのだろう。
えっ?今の生活で精一杯?
もちろん、そうかもしれない。しかし、数十億年の歴史を持つ地球の現代に生きる我々は、一時的に生きる場を与えていただいているだけで、我儘は言ってられない。
志を高く生きたい。