言訳を口癖にしない

中小企業の経営者との面談で経営者が大きく2パターンいることを知った

1つめは、経営のテクニック、販売のテクニック、WEBサイトのアクセス数を増やすテクニック・・・言わば、小手先のテクニックを知りたい意欲が高く、知っても実践しないタイプ・・・このタイプの共通点は、「でもね」で否定すること
さらに、自分、自社以外に原因を求めることが共通点だ

2つめは、テクニックよりも基本的な考え方を変えようと努力するタイプ・・・このタイプの共通点は、自分、自社を変えようとする強い意思だ
そして、原因は自分、自社にあると考える点が共通している


後者の経営者は、コンサルティングの現場で社長も自分も前向きにアイデアを考えることができる

前者の場合、中々アイデアが出てこない

自分自身、前者の経営者ということを理由にしてはいけない

自分以外に原因を求めず、言訳をしない言動、行動、考え方になるには、口癖を変える必要がありそうだ

口癖⇒耳⇒脳⇒考え方の骨格を作る

こう考えると、自分自身が発する言葉は、自分自身に返ってくる

言い訳を口癖にすると、言訳する自分にしかならず、自分を改善しようと考えなくなる

どうすれば、言訳を口癖にしなくなるか

それは、自分ではどうしようもない現象に対して、論評しないことだと思う

例えば、暑い、寒い、じめっとしている、風が強い、風が弱い、雨が降っている・・・

天気なんて個人の力ではどうしようもない、ただ現状を受け入れるだけだ

そんなトレーニングを積み重ねていると、きっと景気が悪いから、お客様が来てくれないから、近くに安売りスーパーができたから、公共投資が減ったから・・・等という言訳を考える時間を、どうしたら会社が良くなるかを考える時間に変えることができるように思う。

自分自身も様々な言訳を自分に言ってきた。
土木出身だから、主任審査員だから、中小企業診断士だから・・・何だって言訳に出来る

そろそろ、言訳を口癖にする自分から脱しよう!
そう決意した2007年9月21日であった