アメリカの4大人気プロスポーツの一つであるアイスホッケーのNHLのキングスに昇格した福藤が、ブルース戦の第3ピリオドから出場した。
日本人初のNHLデビューだ。まさに快挙!
結果的には1点を取られ、試合は黒星であったようだが、素晴らしいことだ。
福藤は、釧路出身だが、高校は東北高校に進学した。
そのまま、釧路の高校でプレーをすれば、
高校一番にもなれただろうと思うが、
東北高校のキーパーとして、北海道の強豪高校の強烈なシュートを受けることで、それも真剣勝負の試合で受けることが、キーパーとして貴重な経験になると考え、東北高校に進学したということだ。
何と素晴らしい、あえて自ら苦難を選択したのか。
このような考え方のスポーツマンだからこそ、NHLでデビューできたのだろう。
NHLの舞台で次々と巨漢から放たれる強烈なシュートをヒラヒラと受け止める、そんなワクワクする場面を見てみたい。