ワールドカップを見ていると寝不足になる。しかし、世界レベルのサッカーをある期間に集中的に堪能できるワールドカップは本当に面白いと思う。
アジアの仲間の韓国が明日の未明に決勝トーナメント進出を賭けてスイスと戦う。強豪のフランスと執念の引き分け、身体能力の高いトーゴに後半で逆転勝ち、勝利に対する強い信念、執念、素晴らしいと思う。
日本と同じ組のオーストラリアも、日本との戦いで後半の39分、44分、45分で3点を挙げるということで、想いの強さを感じた。
この大会では、日本を応援するのは当然であるが、アンゴラセルビア・モンテネグロ等の戦いに明け暮れ、国民も国家も疲弊しきった国々も応援していた。特に、アンゴラはアクワという素晴らしい人間性の選手もおり、決勝トーナメントに進出して国民に勇気と誇りを与えてほしいと思った。しかし、その戦いを見ていると、結果以上に教えられることが多かったように思う。
最後に優勝トロフィーを手にする国が決まるまでの戦いは、どんな感動を与えてくれるのだろうか、ワクワクする。
日本チームは次の南アフリカに向けて、個人技術、チーム技術を高める努力が開始されるだろうが、同時に愛国心も涵養されることを望みたい。愛国心は、美しい風土の国家、誇り高い歴史、教養レベルも高くモラルも高い国民、高い科学技術力、世界に誇る芸術などの日本という言葉に含まれる全ての概念を愛する心であり、それが全ての出発点であり、疲れて動かなくなった足を動かす原動力になると考えるからである。
明日の朝も早起きして韓国を応援しよう。