中小企業診断士は一次試験、二次試験を経て最終合格し、その後は実務や実務研修を経て経済産業大臣に登録し、名称が独占できる。
試験は年に1回で、一次試験は例年8月の第一土日の二日間で実施される。
今年の一次試験は、8月5日と6日だ。試験まで約6週間となった。
通常1年間程度の準備期間で1000時間程度の勉強時間が必要と言われる試験であり、残り6週間というと直前というイメージであろう。
そんな直前という今日、池袋まで上京し、多くの受験生に直前対策講座を1コマ受け持った。科目は、経営法務という科目で、得意とする受験生が少ない科目である。
自分自身、受験の1ヶ月程度前までは、不得意科目であった。しかし、残り1ヶ月である程度の得点源にすることができた。
本日の直前講座に参加された方々には、お話できたため、皆さんがこの1ヶ月を私と同じように過ごしていただけば、少なくとも最低ラインの4割、ちょっと頑張れば科目合格の6割は固いと思う。
本日、講座に参加されている方々でこのブログを見ている方は、だまされたと思って、この1ヶ月を過ごして欲しい。
講座でお話したように、自分は経営法務とは縁遠い土木屋であったが、法律に関する見方、考え方が変わって以来、嫌いでなくなった。科目も嫌われたら、受験生を嫌うでしょう。
まさに、ラストスパートという言葉が相応しい時期になった。受験日の直前まであきらめず、おごらず、謙虚に素直に頑張って欲しい。さらに、試験時間も最後の最後まで諦めず、粘り強く、しつこくもがいて欲しい。必ず、道が拓ける。打つ手は尽きないほど、残っている。