他人と自分を比較することで、落ち込んだり、喜んだりする。これは、普通の人間であれば普通にある感情だろう。
他人が自分の標準であることが原因なのだろうが、自分はできれば、このような考え方をしたくないと思っている。自分で決めた目標がクリアするための計画を着実に実行しているか、その計画は妥当かという観点で自分を評価したい。
もちろん、自分が目指す方と今の自分を比較することで、自分を高めることは必要、あるいは効果的な考え方だと思う。
会社経営でも同様だ。例えば、ISO審査で休憩時間などで聞かれることの一番は、自社のシステムのレベルだ。これも他社と比べて良く出来ているか、否かを気にされていることだ。
そもそも認証を取得されたシステムであれば、最低限のレベルは確保されている。むしろ、その後の継続的な改善は過去の自社をライバルと考え、未来に成長するという考えが成長と改善にチャンスを得易いと思う。休憩時間に聞かれた際の自分の答えはこんな感じだ。