と題する講演会に参加した。講演者は埼玉県の三郷で印刷会社を経営される創業社長だ。
まず、ガツンと来たのが「自分が鷹にならないと、子は鷹になれない」という話であった。
そして、世襲と継承は明らかに違うということで、世襲はただ単に地位を引き渡すことだが、継承は考え方、生き方などの自分の全てを伝え自分を超える後継者を育成することである。そして、継承は簡単ではなく、何年も時には十数年要する一大イベントとなる。
夕方の6時半に開始された講演会は、あっと言う間に定刻の7時半になった。
素晴らしいお話しの中で、我が国は世界で唯一明らかな歴史に基づく天皇ご一家という皇族があるということであった。神武天皇から数えて昭和天皇は第124代目、現在の今上天皇は第125代目である。神武天皇即位から数える和暦は、西暦に660を加えたものだそうだ。従って、2005年の今年は和暦では紀元2665年となる。