今日はふらりと駅前の本屋に講演会の帰りに立ち寄って、2冊の本を衝動買いした。
1冊目は、足し算から始まり、微積分までを全部で83テーマにまとめて、小学校の1年生から高校生までの数学を短い時間で俯瞰できる本である。自分は、高校の時から数学の面白さを知ったが、大学では数学よりも、コンクリート実習や溶接実習のような体を使う勉強に興味を持ち、座学中心の数学から徐々に離れていった。今、この本を手に取ると、数学の面白さを予感させてくれる。

数学がまるごと8時間でわかる

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2冊目は、我が家の次男坊が中1なので、思わず手に取りレジに持っていった本である。東大ブランドはまだ世間的にも自分の中にも生きていると感じた瞬間である。イメージはアマゾンで用意していないが、表紙に安田講堂のイラストがあり、いかにも東大生が書いているぞというイメージの本である。少し立ち読みした感想では、授業中心、教科書中心、復習に重点という昔から先生が言っていることをひたすら、繰り返すことが勉強を楽しくし、中学で好成績をあげるコツだと理解できる。参考書は困ったときの辞書替わりという発想は、教科書が分からないから参考書で勉強しようとした自分にとっては、衝撃的であり、かつ中学生時代や高校時代は分からない教科書から逃げて、参考書に逃避していたように思い、大いに反省しているところである。
新東大生100人が教える中学生の勉強法 総合篇 (サラ・ブックス)

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