コストダウンと品質向上は、二律背反というイメージがある。ISOでも品質を良くするとそれだけ手間が増え、コストはアップするという話をよく聞く。
多くの企業がコストダウンと品質向上は、究極の選択と思っている。
私が関与する某社は、大企業ではないが、コストダウンと品質向上の同時達成に挑戦し続けている。厳しい経済社会であるが、このような挑戦を続ける企業は中小企業診断士としてフィーの多寡ではない支援の喜びを感じる。
普通の会社は、「並」の努力をしているから、「並」の結果しか手に入らない。全ての経営者が求める「並」以上の結果を欲しかったら、「並」以上の努力が不可欠であるなんて、ここで声高に言わなくても当たり前か。