今日は、月に1回の環境ISOに関する勉強会があります。当月の判定委員会に上程される案件に関して、審査に従事したメンバー、それ以外のメンバーが集まり、判定そのものに関する厳しい議論が行われます。時には、ベテラン審査員も言葉に窮することもあり、このような議論を経て、しっかりした審査報告書が完成します。
私が所属する審査機関は、建設業界を中心に審査しています。今、建設業界は、先の見えないダンピング競争で経営体力が衰え切っています。そのような中でも環境ISOの認証を取得・維持することは大変なことだと思います。
しかし、ある中堅建設業において、面白い結果が出ました。元々、その会社は全国展開しており、支店単位で認証を取得していました。半分の支店は私が契約する審査機関、半分の支店は他の審査機関で審査を受けていました。
私の契約する審査機関では、利益の出る仕組みとしてISO環境を捉えており、審査も自然とそういった雰囲気になります。審査ではコンサルティングができませんので、審査終了後の雑談などで、どうやったら利益に結びつくISO環境にできるかの話題になります。そういった際、ベテラン審査員はアドバイスとも言えないアドバイスをポロッともらします。
その一言をその会社の支店長は聞き逃さなかったのですね。その結果、私が契約する審査機関と他の審査機関で審査した支店の年間の経常利益を比較すると、倍半分の差があったそうです。
では、どうやったら利益増加に結びつくISO環境にできるか?知りたいですね。でも、こればっかりは、審査員の守秘義務があってお話できません。
ヒントは、ISO環境を地道にしっかりと毎日の業務に取り入れること、営業が率先すること、技術は事務的な発想を取り入れることなどですね。
もっと具体的に知りたいですか?分かりました。それでは、右上にリンクが貼ってある自分のホームページを訪問して、相談の窓口から訪問してください。
場合によっては、ご相談に応じることも可能ですよ。なお、現在ISO環境の認証を取得しているとか、していないは関係なく、ISO環境を知りたいというだけの方でも歓迎しています。まずは、相談から始めましょう。