「病は生きている証し」
「病気は肉体が生きようと病原菌と闘っている生命活動といえる。ああ、頑張っているな、ありがとうと、まずは受け止めよう。感謝が生まれれば肉体にもおのずと力が宿る」
この話を聞いたとき、いい話だなと思って友人に話したら、「何の宗教だ?」と怪しがられました。確かに一般的な考えではないでしょうね。自分としては、病気で悩んで悩みぬいて病気が治るなら、朝から晩まで悩めばいいと思う。それで直るなら医者はいらない。だったら、どうするか、医者の言いつけをきちんと守ると同時に自分の心のエネルギーを高めるしかない。そう思うと「中々いい話だな」と思える。
病院に知人が入院したとする。以前の自分なら心配そうな表情で暗い話をした。しかし、今であれば、努めて明るくし、例え知人の顔色が悪くても「結構顔色がいいね」などと言って、知人に勇気を与えたい。