最近、心の病になってしまう人が増えているそうだ。本人に自覚症状がなく、知らないうちに病気が本格化する恐ろしい病、うつ病がその代表格だろう。
うつ病は、心の風邪とも言われるそうで、誰でも患者になる可能性がある病気。風邪も何となく初期症状がある。例えば、体がだるい、のどに違和感があるなど。うつ病も初期症状があるそうだ。例えば、今まで楽しかったことが突然楽しくない、寝不足でもないのに朝寝坊、何となく気力が湧かない・・・。
現代社会に生きる多くの人は、様々な我慢を強いられている。会社、学校、家庭において。
集団生活、上司と部下の関係、企業における役割・・・様々な局面で我慢が必要なことは言うまでも無い。個人事業においても、事業が社会に向かっている以上、何らかの我慢が必要になる。
つまり、普通に生活していれば誰もが必要な我慢をするという現象に抵抗することは不可能と考える。でれあば、考え方を変えるしかないのではないかと思う。我慢を我慢と思わず、自分がステップアップするために用意された壁と考えてはどうだろうか。どのように考えようとも、目の前の現実を変えることは神様でもない限り不可能であろう。であれば、素直に現実を受け入れ、それを乗り越えることに全力を投入する。その先に新しい世界が開けてくると信じる。
なんて能天気な考え方だろうと思う方も当然いるでしょう。既にうつ病になった人には効果もないでしょう。しかし、このように自分は考えたい、そして心の病になる前にこんな考え方はどうですかと提案したい。提案なので、受け入れる入れないは読書が判断して欲しい。
なお、既にうつ病になった人には「頑張れ」は絶対的な禁句です。むしろ落ち着いて見守ること、そして本人が心の強さをリハビリで回復されることを待つことが一番だそうです。