3月に2冊の本が販売開始になります。
3月7日 『中小企業診断士第1次試験 論理問題の出題傾向と解き方』(同文館出版)
 定価 2,800円+消費税=2,940円
 著者ピーアール:中小企業診断士1次試験に合格するためには、1科目でも4割を下回る得点が許されず、かつ合計で6割以上の得点が必要です。平成13年度の新制度になった直後の合格率は5割程度と国家試験としては異例の高さでした。しかし、近年合格率の低下(15%前後)とあいまって、試験問題そのものが単なる知識を覚えておけば解答が導ける問題だけでなくなりました。すなわち、知識プラス論理的な思考が必要になりました。このような状況において、難関とされる中小企業診断士試験を受験する全ての受験生のために、カリスマ受験指導者として有名な山根義信先生が、全く新しい受験参考書(問題集)を企画し、それに賛同する多くの中小企業診断士が共同で執筆しました。受験業界でも初めてに近い試みの参考書であるため、その執筆には多大な時間と検討を要しました。その結果、全ての受験生の方々に自信をもって推薦できる書籍となりました。3月7日に書店に並びます。今年の一次試験までの5ヶ月間をより有意義に活用するためのタグボートのような書籍になると思いますので、書店で一度手にとってご確認されることをお勧めします。

3月24日予定 『事業所の防災マニュアル
地震をはじめとする自然災害、火災は人々の生命を危うくするだけでなく、事業所の機能を停止させ、経済社会に及ぼす影響は大きいです。一方、都内事業所で防災に対する備えとして災害時の「行動マニュアル」を有する企業は、半分強にすぎません。さらに、「行動マニュアル」を従業員に配布し周知徹底している企業はさらにその半分になります。
「災害は忘れた頃にやってくる」とは、古人が今に伝える災害への備えの教えだと思います。我が国は地震の巣の上に国土が成立し、その狭隘な国土に濃密な経済活動が営まれています。一方、東海地震、東南海・南海地震南関東直下型地震宮城県沖地震など発生確率が高く、一旦発生すると甚大な被害が想定される地震もあります。さらに、新潟県中越地震のように地震空白区での地震も否定できません。
万が一、大規模な災害が発生した際、事業所で誰がどのような行動をいつ取るかが決まっていないと、災害直後の事業所では混乱が生じ、復旧の遅れによって、スムーズな事業再開が困難になります。企業は地域社会と共存し、継続することが重要な使命でもあり、災害に負けない企業になるためにも、本書籍を活用して頂きたいと思います。
本書籍は、様々な災害の救助活動を通じて、災害を肌で感じてきた山根義信先生を中心に企業経営に造詣の深いメンバーで書き上げました。
必ずしも、事業所でなくとも官公庁、学校などでも活用できる内容になっていますので、多くの方が書店で手に取り、ぜひ災害に強い事業所(役所、学校)を実現して欲しいと思います。