内部監査員養成研修は、一般的に社内講師であっても、外部講師であっても、規格要求事項の解説、自社におけるマニュアル、手順書の解説、内部監査の技法の解説、模擬監査の実施などが一般的である。この方法は、既に完成している規格やマニュアルを講義形式で教えてもらうことが中心であり、いわゆる座学と言われる。
座学の場合、講師から受講者への一方通行であり、覚える努力が受講者に求められる。
このような形式では、内部監査員の知識補充は可能であるが、定着のためには受講者に相当な努力を強いることとなる。
現在、開発中で詳細は示すことができないが、内部監査員研修にインストラクションの考え方を取り入れてはどうだろう?
自ら学ぶ意欲を高めるインストラクションこそ、内部監査員研修に相応しい手法と思われる。
新しい内部監査員研修プログラムを早期に開発し、CSチャレンジサポートで参加企業を募集する予定である。新開発商品となるため、当初はCSチャレンジ・サポート内でのシミュレーションを行い、モデル企業として立候補していただく企業を募集し、その妥当性、問題点を検証した上で、高額の内部監査員研修費を出せない中小企業に格安でかつ学習する組織を実現できるコンテンツを提供したいと思う。
近日発売予定「新内部環境監査員養成プログラム!」