いい勉強をしました

昨晩は、船橋市倫理法人会の月1回の幹部研修に参加しました。
テーマは「捨我の実践」でした。研修の目的は以下のとおりです。
「すべての不幸は、わがまま勝手からくる。”わがままを捨てる”これが、ただ一つの正しい生活であり、他には無い幸福になるみちである。」ところが、人は自分の思いに凝り固まって人の言にしたがわないという独りよがりの心をもつため、協同生活の場で調和することができずに苦しむ。自分が、いま捨てなければならない「我(が)」とは何かを知るために、その手立てを学ぶ。

そんなこと言ったって、「我」「わがまま」なんて、「そんなに簡単に捨てられないよ」というのが正直な本音ではないでしょうか。
講師は、「捨てなさい」ではなく「捨てたらどうですか?」との問いかけを何度もされた。
もともと、倫理法人会でいうところの倫理とは、純粋倫理を意味し、これは純粋な心の倫理であるとされている。
純粋と書いて「すなお」と読む。
倫理の勉強とは、本を読んだり、講習会で勉強したりすることは本質的な勉強ではなく、実践を通じて学ぶということから、実践倫理とも言われている。

「我」「わがまま」を捨てることが難しいのは当たり前、難しいから人は迷い、前に進めない。だからこそ、一生かけてでも「我」「わがまま」を捨てることに挑戦する価値がある。
そうか!ちょっと理解できた。では、どんな実践をすればいいのか。

その1:自分のわがままさ加減を知ること、そのためには、自分で気づくこと、他人に指摘してもらうこと、様々な赤信号(病気やけが、経営上の問題点など)は自分のわがままからきているかもしれないなと考えること
その2:後悔せず、反省すること
 後悔は決意が伴わない
 反省には決意が伴う
 反省→決意→実行→反省→決意・・・・のサイクルを永遠に回す
その3:天に任す

これでもまだまだ具体的な実践じゃないよ。と思うのは当然でしょう。

暗い心(暗い言葉)を常に意識的に避け、自分の心を明るい心(明るい言葉)に意識的の持っていこうとする実践が必要になります。

暗い心:「じめじめする」「寂しがる」「悲観する」「不足不満」「腹が立つ」「憎む」「恨む」「責める」「恐れる」「取り越し苦労」「イライラ」「悪口を言う」「後悔」・・・・は、自らを不幸に導くパスポート

明るい心:「にこにこ」「朗らか」「感謝」「愛情」「思いやり」「信頼」「希望」「お詫び」「人を喜ばす」「元気よくハイッ!」「ありがとう」「おかげさま」「すみません」「おおらか」・・・・は、自らに幸福を導きいれる鍵

さらに追い打ち。
小さなことでも、毎日確実の実践すること、だれからも認められなくても、褒められなくても、自分自身で納得のできることを毎日実践する中で、1年継続したら少し光明が見えるそうです。10年続けると、一人前になるそうです。そして、死ぬまで出来る限り続ける。
倫理法人会では、会員企業の会長、社長、取締役が、毎朝駅の周辺を早朝の6時から掃除をし続けています。これも実践ですね。
日記を10年以上も続けている会員もいます。
ということで、私もこのブログを毎日書くことで実践を積み重ねたいと思います。

二日目にして相当数のアクセスを頂いている現実に嬉しいとともに、しっかりとしたコンテンツを提供する使命感を感じています。
これからも、このブログを読んでいただく、皆さんにとって、読んで良かったと思えるコンテンツを提供したいと思います。

また、皆さんからのご意見は私にとって、貴重なアドバイスとなり、反省し、改善し、実行するというサイクルを回し、皆さんにとって、またこのブログに来ようと思える内容にしますので、よろしくお願いします。