指示されたとおりに仕事しているのに
社員研修は、新入社員研修、2年目社員研修のような入社年次が同じ方々に対する研修や、課長研修のように役職別、あるいは製造部門研修のような機能別研修があります。
先日、某社の役職者研修があり、その後の懇親会でベテラン課長から悩み事を相談された。
「上司の指示をしっかり守り、指示どおりに仕事をしてきました」
「しかし、最近、上司の目が冷たくなったように感じます」
「この年で課長ですが、同期の中には次長や部長にも昇進した者がいて、自分が取り残されているように思います」
「ちゃんと上司の指示を守ってきたのに・・・」
飲んだ席でしたが、かなり長時間、上司に対する不信感をお話しされていました。
様々な不信感、不満をお聞きした後に、私から
「ところで、指示されたことしかしてこなかったのですか?」
とお聞きした。
指示されたことを指示された範囲で行うのは、課員レベルのように思います。
指示された以上の内容で指示された以上のスピード感で実施してこそ、上司が求める成果ではないでしょうか。
課長は組織のリーダーです。
リーダーは
仕事の目的を理解し、目標を設定し
チームをまとめ
チームメンバーのモチベーションを高め
チームメンバーの成長を促し
チーム全体と成果を分かち合い
ともに成長し
チームの責任を全て引き受け
チームに貢献する
頑張れ!万年課長さん
ということで、3月某商工会議所で有料のドラッカーセミナーを担当します。
まだ準備ができていない。
今週の名古屋出張のホテル滞在時はレジュメ作りで少ししか飲めないかな〜