全力で生き抜いた人
少しずつだが、身の回りの先輩方が天国に旅立っている。
長年、常に勉強をし、私の講演にも参加されていた方が亡くなった。
素晴らしい勉強家でエンジニアでありながら、会計の勉強をしたり、社会貢献にも力を注ぐなど、常に走りまわって、勉強しまくり、そして旅立った。
人は死んだらどこに行くのか?肉体は死後の世界で荼毘に付され、骨になり、お墓に行く。しかし、魂は、精神はどこからどこに行くのだろうか?
そこそも、魂や精神はどこにあるのだろうか?
自分は魂や精神は、時空を超えて存在すると考えた。その人の魂や精神は、死後の世界の生きている人達の心の中に生きている。それは、家族に子孫に、友人や知人等の御縁のある人々に受け継がれる。
そんなことを考えていたが、ある時、全く違う概念が頭を支配するようになった。
それは、人が臨終を迎えた瞬間、その魂や精神は、再び、その人の生まれる瞬間のその人に戻っている。という概念だ。
人は生まれ、成長し、そして死んでいく。死んだ瞬間、その人は生まれた時に戻り、再び同じ人生を歩む。
この永遠の繰り返しの中にだけ、その人の人生がある。
非科学的であることは重々承知だ。しかし、このように考えた場合、何かが見えてこないだろうか?
今後の自分の課題として考えよう。