ガソリン税の廃止と復活

1ヶ月間の短い期間であったが、ガソリン税の上乗せが廃止され、ガソリンが前の月よりも安くなった。
そして、今日上乗せが復活し、史上最高値となった。
テレビ報道等では、ガソリンスタンドの混乱を深刻に報道しているが、本当に報道すべきは、我が国の税の徴収と使途についてだと思う。


ガソリン税受益者負担であるべきであり、道路に使うべきだと思う
問題は、特別会計である点だが、これも一般会計同様に国会で審議すればよい。
何も一般財源化せず、国会の予算委員会で審議し、徴収と使途に公平性と透明性を確保すればよいと思う。
特別会計予算は一般会計予算を上回るが、国民の代表である国会の審議を経ずに、各省庁の予算として省庁が好き勝手に使っている。
ここにメスを入れることが必要だろう。

特別会計は国家予算だけでなく、都道府県、市町村もあり、議会での議論は必要だ。あたかも、各省庁や都道府県等が自力で稼いだ金を好き勝手に使ってもいいことだという風潮があるとしたら、それは間違い。自力で集めた金も国民の貴重なお金だということを忘れてはいけない。


公的機関の支援に従事する中小企業診断士もそのお金の出所が国民の財布であることを忘れてはいけない。