お客様は神様か?

一昔前、「お客様は神様です」と言った演歌歌手がいた。

昨年、私が企画した講演では、「神様は、お賽銭を入れても願いをかなえてくれるかどうかは、分からないが、お客様はお金まで支払ってくれるので、神様以上の存在」とお話し頂いた。

昨日の講演では、「お客様とは取引相手だ。取引はいつもフィフティフィフティの関係であって、神様だ、神様でない、という議論は意味がない。むしろ、お客様は取引相手で、お互いのメリットがなければ、取引は継続できない」という主旨であった。

お客様に対する見方だけでも、千差万別だ。

しかし、どのような見方であろうとも、自社にとって、自店にとって、誰がお客様でどんなニーズを持っているかを把握することは最重要課題であろう。