石川県小松の出会い

週末、石川県の小松に飛んだ

さすがに週末だけあって、機内はほぼ満員状態、家族連れも多く、小さな子供達が元気な声で笑ったり、泣いたり、何ともほほ笑ましかった

小松空港から小松駅までバスで移動したが、バスは数名だけ、ほとんどの乗客は空港の駐車場に停めてあった自家用車で帰ったようだ。

全国の空港で便利さを感じるのは、福岡空港だが、小松空港も小松まで十数分の近さだが、駅周辺に夜10頃に到着したところ、閑散としていた。

翌土曜日は、商工会議所で創業塾だった。参加者22名、家業を引き継いだ人、会社の取締役になった人、既に創業している人、将来の創業の準備を進めている人、参加者の想いは様々だ

参加者は、初対面であり、創業塾の開始早々は、場がとても固い。どうにか、心を柔軟にし、場を明るくしたい・・・いつもそう思う。そして、ある仕掛けをする

その仕掛けは、結構入念な計画とタイミングで実施する

9時半に開始し、10時前には参加者同士の気軽な会話も始まる

そして、創業を学び、実践的なグループワークを実施する

1日目のカリキュラムが終了する午後4時半頃には、受講生同士が話しながら帰っていく、そして最終講義までの参加を約束してくれた

創業塾の意義が大きい、その意義ある事業に参加できていることに充実感を感じる


創業塾終了後、小松駅の反対側にある松葉堂という創業後165年の老舗和菓子屋に立ち寄り、とても美味しい「月よみ山路」を購入した。
社長は5代目だそうだ。味は創業以来変えていない。伝統を守ること、しかし、企業そのものを変革させること、この二点を守ってきたこの会社は、既に伝説の域に入っていると思った。