審査で思うこと

2月20日
今日は、建設関係の会社でISO14001の定期審査を担当した。
定期審査は、1年間の運用が自社のマニュアル等で定めたことを
定めたとおりに実行しているか否かを確認し
修正すべき点、是正すべき点を見出し
これらが修正され、是正されたことを確認し
認証を継続すべきという客観的な情報を整理し
審査機関の設置される判定委員会に提出するものである
このように書くと審査は、審査する側とされる側のように思える
自分の審査は、審査員としての絶対的禁止事項であるコンサルティングをしない
を十分意識しつつ、審査における質問の中に、相手の気づきを導ける
こんな審査を理想にしている
まだまだ理想には遠いが、審査経験を重ねるごとに、少しずつ近づいているかな
と思う。

2月21日
今日は、菜の花畑を車窓に見ながら、暖かい房総の町を訪問した
同じ県内とは思えないほどの、のんびりとした感じの町であった
セミナーは、企業の経営体質を強化するために会計を活用しましょう
というテーマで、既に何回も経験している内容であった
今日のセミナーでは、一つだけ不安を抱えてスタートした
それは、会場内に時計がないことだった
そのため、腕時計を外して、机の上に置いた
セミナーが始まると、参加されている方々が熱心にお聞きになって頂き、
自分としても熱が徐々に入ってくることを感じる
ふと時計を見ると、中休み予定の2時半になっている
「それでは、今から10分間お休み下さい」と言うと
主催者のご担当が
「先生、3時です」と
え〜っ!と驚き、時計を良く見ると、なんと時計を上下さかさまに見ていた
ということで、休憩をとらず、予定の3時半までお話させて頂いた
セミナーの充実度は、講師に9割以上の責任があるが、盛り上げるという観点では、
受講者の方のちょっとしたうなずき、表情で講師が盛り上がり、
結果的にセミナーの熱が上がる
次にこの地を訪問させて頂くことがあれば、時間管理には細心の注意を払おう