今日は、東京で打合せがあったので、東京へ出かけた。打合せは、昼過ぎに終了し、次の打合せ場所でもあり、我が家に近い船橋に帰るため、総武線快速を利用した。
4人がけボックスが、ガラガラでのんびりと、ボックスに一人で座っていると、知らない内にうとうと眠りこけていた。
総武快速は馬喰町を出ると、地上に現れ、錦糸町になる。
地上に出ると、突然明るくなり、目が覚めた。目が覚めると、とても熱〜い視線を感じた。
ふと前を見ると、眠っているお母さんにだっこされた赤ちゃんが、自分を見つめている。
なんてあどけない表情、澄んだ瞳だろうと思って、思わずニコッとすると、赤ちゃんも屈託無くニコニコしてくれた。これだけでも、幸せな気持ちになれた。
しかし、まだ熱い熱〜い視線を感じる。ふと、下を見ると、白い犬がじっと椅子の下にうずくまっていた。首に「盲導犬です。仕事中!」という札を下げていた。
きっとお母さんの目が不自由なんだろうなと思ったが、赤ちゃんを抱っこし、盲導犬で東京まで行ったか、千葉方面に行くのか分からないが、何とも言えないほほ笑ましい風景に囲まれた帰りの電車であった。
自分の知り合いにも体が不自由な人がいるが、その人が言うには「体が不自由であることは不便だけど、悲しいことではない。自分の個性なんだ」と明るく自信を持って言っていたことを思い出した。

さあ、明日も東京で仕事です。東京は船橋よりも多少暑い感じがしますが、ヒートアイランド現象ですかね。