都立大島が提供高校にコールド負けした。力の差が現れたのか。残念だ。
東東京大会には、ベスト8に都立高校が3校も勝ちあがり、久しぶりの都立高校の躍進が見られる。都立大島高校、墨田工業、足立新田だ。既に、大島、墨田工業は私立に破れた。残す都立は、西東京を合わせても足立新田高校のみとなった。
足立新田高校と言えば、いわゆる都立の最下層高校と言われ、中退率が恐ろしく高い高校であったが、校長先生や教職員の熱意によって、中退率が劇的に減少し、生徒も明るくなり、元気な挨拶もできるようになった高校として有名だ。
生徒が自信を取り戻した結果、勉強にもスポーツにも前向きに取り組むようになったことと思う。
ぜひ、甲子園に駒を進め、さらに素晴らしい高校になって欲しい。
一方、千葉県では準決勝2試合が行われた。2試合とも市立高校と私立大学の附属高校との対戦だった。甲子園で優勝した経験もある習志野高校が負けるとは思わなかったが、千葉経済大学附属高校に負けた。稲毛高校は、いわゆる進学校としても有名だが、市立船橋に逆転勝ちしてベスト4にまで勝ち上がった。
稲毛高校は残念ながらコールドゲーム拓大紅陵高校に負け、習志野は千葉経済に延長サヨナラ負けであった。
夏の高校野球は、トーナメントの積み上げで、最終的には参加校のうち1校を除いては全ての高校が負ける。最後まで勝った高校以外は、負けを経験した途端に、特に3年生は高校野球から引退することとなる。
ありきたりだが、この負けという貴重な経験を今後の人生で活かして欲しい。
あ〜あ〜栄冠は君に輝く