企業の社会的責任(CSR)というキーワードで事業活動による環境への負荷を軽減し、社会的な責任を果たすという考え方を持ってISOを導入している企業は多い。確かに重要なISOの導入動機だろう。確かに立派だと思う。
しかし、企業は存続してこそ、あるいは利益を継続的に計上してこそ、このような責任を果たせるものではないだろうか。
もちろん、このような社会的な責任を果たそうとする企業は、消費者、顧客が評価し、結果的に売上が伸び、利益も確保されるとの意見もあろうが、果たして本当に消費者や顧客は企業がISOを取り、社会的な責任を果たそうとする姿勢だから、購入や契約をするのだろうか?少なくとも、自分はスーパーマーケットで買い物する際に、ISO認証取得企業の製品か否かを確認することはない。
鶏と卵の関係のようだが、自分は「紙、ゴミ、電気」で終始し、これで社会的責任と考えるよりも、ISOという仕組を活用し、売上を伸ばし、利益を確保できる仕組を作るほうが、結果的に社会貢献できる企業を増やすように思う。
それでは、ISOを使ってどのようにしたら、売上を伸ばし、利益を向上できる仕組ができるか?・・・それは、自分のコンサルティングのコアとなる考え方ですので、ここでは書きません。
どうしてもという方は直接私に連絡してください。メールでヒント程度ならばお教えします。