を今日は掲揚した。雲ひとつ無い青空を背景に、純白に真紅の日の丸が鮮やかに翻っていた。非常にシンプルだが、美しい国旗だと思う。
この日の丸を背負って、トリノで雪上に氷上に、日本の若者が全力を持って戦うオリンピックの開会式があった。
東京オリンピックの入場行進は、記憶が薄いが何となく覚えているのは、整然と美しく行進する日本人大選手団である。この時代の芸能人や選手のインタビューがテレビで放映されている風景を昨年何かの機会で見ることがあったが、非常に美しい日本語で、喜びすぎず、悲しみすぎず、節度ある態度に素晴らしい日本人の伝統と文化を感じた。
ところが、最近は気持ちをストレートに表すことが美徳かのように、思ったことをストレートに表現する老若男女が目立つようになった。気持ちを表すことが一般的になったことは、悪くも良くもないように思うが、毅然とした態度を感じないことは戦後の民主的という言葉にだまされてきた成果のようにも思える。
世界各国に尊敬されてきた日本、日本人の復活は遠い日のことか・・・。
と言う自分も猛省しなくてはいけない。