東映の「おとこたちの大和」が、東映歴史上最速で100万人を突破したそうだ。
映画館離れ、派手なCGでスケールが大きいだけの洋物映画で、邦画の危機が叫ばれているが、このように感動的でメッセージが明確な映画であれば、支持されるという素晴らしい事例になるだろう。
この映画は、感動だけではなく、今の時代に生かして頂いている意味を心の奥深くで考える機会を与えてもらえる映画だと思う。
忙しいサラリーマン、ビジネスマンこそ、深夜興行もあるので、ぜひ見てみてはいかがだろうか。
利益、効率、競争優位、経営資源・・・という世界だけでは、人生を送るにはその骨となるものが乏しいように思う。この映画は、「なんのために」を考えさせられる良い機会となろう。経営の本を100冊読むよりも、1800円でこの映画を見ることをお勧めする。