昭和20年4月7日、北緯30度43分、東経128度4分の鹿児島県枕崎沖で水上特攻として沈んだ戦艦大和には、3333人の乗組員がいた。延300機を越える米軍機によって激しい機銃掃射、対艦爆弾、魚雷攻撃で不沈艦は沈んだ。
沈没と共に、3063名の命は大和と命運を共にし、僅か8%の270名が生存した。現在でも存命な乗組員の方々は、僅か20名となり、戦艦大和で戦った方々のうち、0.6%の方々になった。
既に昭和の世は、平成の世となり、大東亜戦争を体験した人々は、徐々に鬼界に旅立たれている。これによって、我が国が巻き込まれ、当事者にまでなった欧米列強のアジア争奪戦争の生き証人がいなくなる。
このような時代にあって、『おとこたちの大和』は貴重な映画となった。
戦争がこの世から無くなれば、どれだけ幸福な世界が現出されるだろうかと思う。しかし、人類は常に戦争の歴史、侵略と殺戮の歴史であったと思う。特に、いつも被害者面する中国は、どれだけ残酷な侵略を繰り返してきたか。
だからこそ、戦争は美化してはいけない。しかし、戦勝国の都合で作った歴史を受け入れる必要も無い。
歴史は民族の誇りであり、民族の誇りは民族の底力でもある。
今の日本が経済的にも倫理的にも壊れてきたのは、民族の誇りを失いつつあるためと思う。
今こそ、学校、家庭、職場で民族の誇りを取り戻し、毅然とした国家になることが必要だと思う。
いつまでも靖國問題と口角泡を飛ばす中韓北方領土に侵略し続けるロシアとの外交に対する謝罪と陳謝をやめ、誇りの持てる戦う政策集団として自民党に再生してもらいたい。