自分に与えられる仕事は、どんな経緯であっても、自分に出来るから自分に来たのだと思う。初めての仕事であってもそうだ。
自分は今数多くの講演の講師をさせて頂いている。初めての講師のお話を頂いたとき、かなり迷った。なんせ経験がゼロだからだ。じっくりと考え、お受けした。その時、「誰でも最初はビギナー」という言葉がふと頭をよぎった。
どんな仕事も最初はビギナーで、その最初の仕事にどれだけの情熱を傾け、どれだけ責任感を持てるかで、その後が決まるように思う。
最初の講演は、中小企業診断士を目指す方々への受験指導であった。6時間に及ぶ講演であったが、準備に30時間以上をかけた。時給計算すると、コンビニのアルバイトよりも安かったと思う。しかし、今ではこの最初の仕事を紹介していただいた方に、心から感謝している。これが、全ての出発点であった。
今年も1ヶ月を残すのみとなった。この1ヶ月間も全力で疾走し、年末年始の短時間の休みを楽しもう。