月曜日に出発し、昨夜帰宅の4泊5日の審査は肉体的には多少きつかった。しかし、精神的には充実し、審査を通じて様々な勉強もさせて頂いた。
今回の審査は、全国で活躍される老舗の会社であり、これまでの支店単独から全店統一のシステムにされた会社であった。全店統一の場合、『A支店+B支店+・・・=膨大で複雑なシステム』というものになる恐れがあったが、各支店の共通点+各支店の良い点=全店統一という考え方で、事務局の大変なご苦労と積み重ねた勉強の結果を見ることができた。
審査前に企業に関する客観的な情報を得ることは当然であるが、主観的な情報は極力排除し、「きっとこうだろう」という思い込みを持った審査で色眼鏡を捨てると、企業の良い点がとても目に付くようになる。今回も沢山の良い点を見させて頂いた。
今回審査した企業も業界全体が苦しい状況にあるが、強みを活かし、弱みを克服し、機会を最大限に活用され、脅威を排除する経営で、企業が繁栄し存続することで、今以上の社会貢献をされることを強く念願するものである。
来年の審査でさらなるレベルアップされた姿を見ることが今から楽しみである。