このように難易度の高まりが予想される診断士試験であるが、様々な受験機関が都市部に位置しており、それぞれの受験機関の特徴を出している。一方、都市部から遠方に在住する多くの受験生にとっては、受験機関で勉強することは困難な状況でもある。そこで、通信教育等で勉強されているが、講師から直接聞く都市部の受験生に比べてハンデがあるように感じている。
そこで、このハンデを克服するため、インターネットを使った受験講座がいよいよスタートする。詳細は、明確になり次第、ここでお知らせするが、自分も講師の一人をおおせつかっており、経営法務を担当させて頂ける。
経営法務という科目は苦手とする受験生の多い科目である。確かに、法律という科目は、法律の条文だけでは何も興味を引かないが、法律の制定の背景、目的、その影響等を考えながら、法律間の関係に興味を持って勉強すると、思った以上に面白さを感じることができる。
今月は、ビデオ撮影が予定されている。先に書いたように来年度の試験では、新会社法がメインテーマになると思うので、シナリオ、パワーポイント作成においては、新会社法を徹底的に勉強し、それを活用できるまでになりたいと思う。
このような機会がないと、法律を真剣に勉強することはないが、このような機会を作っていただけることに心から感謝したい。