自分は、技術士、環境カウンセラー、中小企業診断士、環境審査員などの複合的な資格を有しており、個人事務所としてのドメインである「何を」「誰に」という部分が非常に曖昧であった。
今回の4日間のハードな移動の最中に考える時間も多く、突然「ハッと」気づいた。
自分が民間企業における部長というステータスを捨ててまで、なぜ独立したかという原点を考えた。
自分は、環境マネジメントシステムの審査を通じて、社会に貢献したいと思った。さらに、環境に関する技術的問題で困っている中小企業を支援したいと思った。これらを支える資格が技術士であり、環境カウンセラーであり、環境審査員である。
しかし、環境マネジメントシステムは、企業のマネジメントシステムの一つであり、企業を環境と言う側面で審査するには、企業の仕組みを知る必要があると考え、中小企業診断士資格に必要な勉強をし、結果的に診断士資格を得た。
その後、診断士資格を事業の中心にすえ、この資格を活かす活動を開始した。
しかし、何とも言えない違和感を常に感じてきた。

やっと気づいた。
「自分は環境審査員として生きていく」と決意した平成15年6月18日の個人事業の開設届けの時の気持ちである。
技術士、環境カウンセラー、中小企業診断士はそのための背骨となる資格であることに気づいた。
現在の個人事務所の名称は、CSチャレンジ・サポートである。
何度も読み返すと、何ともドメインのはっきりしない名称であることに気づく。
そこで、今一度事務所名をドメインにマッチしたものに変えようとしている。
このためには、ドメイン、誰に、何を、どのようにをさらに明確化し、それを適切に表現できる名前がいい。
新たな気持ちで考える楽しさを得た。