昨日のクイズに対するお答えがありませんでした。ヒントは表題の「うち1軒くらい」です。
答えは、升酒で乾杯したとたん、参加者が「ブーッ」と酒を吐き出したと言うことです。
小さいとはいっても、村を上げてのお祭りですので、そこには沢山の人が集まり、沢山のイ一升瓶に入ったお酒が集まる予定でした。しかし、沢山の中に隠れて、「うち1軒くらい、酒をごまかして水を入れても混ぜれば分からないだろう」と全員が考え、酒で満杯の樽は水で満杯だったという話です。
これは、今世界で進行している環境問題を表現するエッセイと言えます。
台所から油を流しても、うち1軒くらい
タバコをポイ捨てしても、自分一人くらい
真っ黒い煙を出す車でも、この車1台くらい
工場からモクモクと未処理の煙を出しても、こんな中小企業だし
環境対策はお金がかかるので、うちみたいな中小企業にはムリ
などという身勝手で我儘な考えが、今の環境問題を引き起こし、汚れた地球を未来の子供達に引き継ごうとしている。
ほんとにいいの?さあ、どうしましょう。
難しいことはなく、身近なことから始めればいい。分からなければ、知っている人に聞けばいい。一人だけで心配なら、仲間と相談すればいい。難しいことを考え、難しいことをしようと見栄を張るから何もしない、できない。最近そう思う。