最近、梅雨にしては傘をささないで外出することが多い。今年はカラ梅雨なのだろうか?
雨が少ないと外出には便利だが、水田は大変だろうな。田植えは終了していると思うが、この時期は稲作にとって大量の水が必要な時期だと思う。秋に刈り取る前にも大量の水がいるそうだ。これを「ほかけ水」というらしい。
梅雨の時期と秋の長雨の時期が、水田で大量の水を必要とする時期にあっていることは面白いと思う。日本民族の長年の知恵として、雨の降る時期と米が水を必要とする時期が合致することは、民族の歴史を感じることができる。
雨が少ないため、各地で雨乞いの儀式が始まったようだ。科学万能主義の時代であっても、雨乞いの儀式が伝統として残っていることに、まだまだ日本民族捨てたモンじゃないと思った。
雨乞いと言えば、面白いエッセイを聞いたことがある。
『昔々、ある農村で雨が降らなくて困っていた。明日雨が降らないと村の水田は全滅になる。そこで、村では村長の号令で村を上げての雨乞いの儀式を行うこととなった。雨乞いには、病気で動けない人を除いて全員参加と決まっていた。
さあ、雨乞いの儀式だ。そこには、今すぐにでも雨が降って欲しい、それも土砂降りの雨が欲しい真剣な眼差しの大勢の大人に混じって、子供も参加していた。
さあ、ここでクイズです。
雨乞いの儀式に参加した子供は持っていて、大人は持っていない物がありました。さて、その物とは、何でしょう?』
これだと思う物がありましたら、コメントに簡単な理由も添えて書いてみてください。