「希望は心の太陽である」
「うまく行かぬから、望みを失うのではない。望みをなくすから、崩れていくのである」
「太陽の光と熱が無限であるように、希望はいくら燈しても尽きる日はない。いくら高めても、高めすぎることはない。」
第14条も中々いい。不安、恐れという感情はまさに捉え方であって、それを超えていくだけの心の強さがあれば、希望の灯は尽きることがないだろう。その強さは、自分の中で明確な目標やワクワクする夢が支えていると思う。
ニート、働かず、学ばずが増えていると言う。このような現象に対して、世の識者と言われる人々は、教育の問題を取り上げる。確かに個人最優先の戦後のサヨク教育に問題があることは、既に世の常識となっている。しかし、教育だけでニートの発生を説明できるだろうか。むしろ、大人が希望を見失っていることが一番の原因ではないかと思う。ニートと言われる人々の中にも二十歳を超えた大人も相当いると思うが、大人になっても自分探し、やりたいことがない、なんていうのは、何と考えても自分の責任だと思う。
しかし、夢を持って目標に向かう人々も多数いることは事実だ。今後の日本は精神的な強さによって、貧富の差が生じてくる時代を迎えるように思える。