今日は年に1回の社団法人中小企業診断協会千葉県支部の総会があった。午後1時半から千葉県支部にある「企業債権管理研究会」の研究発表会があり、事前の入念な準備を感じさせる素晴らしい発表であった。企業再生事業においては、再生を必要とするあるいは再生が可能な企業に対して、公的機関、中小企業診断士、会計士や税理士などが、三位一体となって支援に取り組むことで、企業の再生を可能とする仕組みである。
企業を再生することは、活力あふれる経済社会の創出に貢献するとともに、雇用の維持・拡大に繋がり、重要な業務であると認識できた。
診断協会は、大組織の東京支部、大阪支部があるが、千葉県支部は総勢で117名の小さな所帯である。しかし、所属する診断士の大半は、いわゆるプロのコンサルタントが多く、お一人お一人とお話しすると、濃密で非常に勉強になる会である。
通常総会の後は、情報交流会(懇親会)があり、ここにも千葉県の中小企業支援の最前線に立つ、公的機関の責任ある地位の方々が多数参加された。公的支援機関の方々との交流は、中小企業の経営支援における苦労話を飾らずにお聞きできるメリットがあり、充実した1日の最後を締めくくっていただけた。