kosakayuji2005-04-15

水曜日から金曜日までの3日間、横浜の会社で新入社員研修を受け持ち、今日の夜帰宅した。帰りの電車では、不覚にも深い眠りにつき、本来降りるべき駅を乗り越し、なんと千葉まで行ってしまった。今、帰宅しとても心地よい疲れに身を任せている。
新入社員は5名で3日間お付き合いさせていただき、徐々に自信のある顔付に変わっていくことを目の当たりにでき、講師となった自分が最も感謝している。
鉄は熱いうちに打てという。自分の研修方針は、受講生が自ら気づくきっかけを得てくれたら、私の目的は達するというものである。3日間の研修で心がけたことは、彼らは既に大学院や大学を卒業し、「さあ、働くぞ」という意欲の高い若者であるという前提を忘れないという点である。
講師というと、最初から最後まで話し続けて、自分で計画したとおりの講演を行うことだと思っていた。しかし、受ける立場になってみると、3日間、ただ聴くだけでは「早く終わらないかな」と思う気持ちが先にたって、本来の目的である知識の習得、今後社会人として働く際に必要な自分自身を知ると言うことができなくなると思った。
自分が計画した3日間は、自分で話す時間と受講生が話す時間を半々にした。
最後に彼らの感想を聞いたとき、ポーズはしなかったが、心の中でガッツポーズを取った。
私と3日間お付き合いしてくれた新入社員のU君、O君、Mさん、Nさん、Kさん、あなた方と再会した際に、皆さんが最後にした「コミットメント」を忘れていないことを信じていますよ。皆さんがいたから私も素晴らしい経験ができました。心から感謝します。