「プロ論」

プロ論。

プロ論。

各界で活躍する50人が熱い想いを語りかける。読んでいる自分も熱くなる。そして、「よっし!オレもやるぞ!」と思う。
何となく朝起きて、朝食を食べ、満員電車に乗って会社に行って、夕方まで忙しく働き、時には残業もし、新橋あたりの安酒場で上司の愚痴を言い、帰りもまた満員電車、帰って風呂に入って寝る。
こんな風に書くとサラリーマンとは、本当に生きているのに死んだような生き方に思える。
しかし、一連の一日の動きの中に、明確な目標を達成するための行動であれば、同じ行動でも輝くのではないかと思う。
今がいやで転職する人がいる。転職と言うよりも、転社と言えよう。
会社が何かしてくれると期待していたのに、何もしてくれない。褒めてくれない。こんなことは自分のやる仕事ではない。・・・マイナスの理由でやめると、次もマイナスの理由を見つけやすい。
むしろ、やりたいことのためには、会社を辞めるしかない、あの会社で自分を試したい、独立して自分に挑戦したいというプラスの理由でやめると、誰にもいい訳ができないし、言い訳すら思いつかない。
何がプロかは読んでいくと徐々に自分の中に見えてくる。
4月から多くの新入社員が会社に入る。彼らも、お金をもらって働く以上は、その日からプロ意識を持つと自分自身が楽しいだろう。例え、研修期間であってもプロとして勉強する気概を持って欲しい。